JCA 入門記 ライフサイクル管理 その 4

無理やり入門します


またもや久々の入門になってしまいました。
今日になってあることに気づき、あわてて更新しました。


理由をヒロシ風に言うと


自分の入門停滞記録を更新するのが嫌だったとです…。


で。


しばらく更新が滞ったんですが、
物理的に時間があまりなかったプラス、昨日はドラマを二本も見てしまったもので。


え? パクリはもういいから始めろ? ぐはぁっ.


5.3.7 JavaBean Configuration and Deployment
リソースアダプタごとに,少なくとも一つの ResourceAdapterimplements した JavaBean のインスタンスが存在するとのことです (なんかいきなりだ).もっとたくさんあってもイイ!ってことね.
そして,ResourceAdapter な JavaBean ごとに,たくさんの ManagedConnectionFactory な JavaBean や ActivationSpec な JavaBean があってもイイ!ってことらしいです.クラス図付けようぜ>Sun
ふと,ClearCase (というより UCM か) の用語や概念がサパーリわけわかで,自分でクラス図書いて把握していたら,後で購入した「Software Configuration Management Strategies and Rational Clearcase (isbn:0201604787)」にもちゃんとクラス図が書いてあって,「そうだよね,やっぱり必要だよね,だいたい Rational 製品なんだしさぁ」と一人つぶやいたことを思い出したとです…。


そしてここでもうひとつ,「administered object」なるものが出てきました.詳しくは 12 章を見ろってことになっていて何者か不明なんですが,ResourceAdapter インスタンスごとにたくさんあってもイイ!ってことらしいです.


5.3.7.1 ResourceAdapter JavaBean instance Configuration
ResourceAdapter な JavaBean のインスタンスは,次で設定された値でコンフィグレーションされるそうです.っていうか,こういう風に実装しろってことね.優先度の低い方から (たぶん).

  1. デフォルト (null) コンストラクタにより初期化される値.
  2. リソースアダプタのデプロイメントディスクリプタに記述された ResourceAdapter のプロパティ値.
  3. デプロイ時にオーバーライドされた ResourceAdapter のプロパティ値.


5.3.7.2 Resource Adapter Deployment
ResourceAdapterインスタンスが持つプロパティ値は,ManagedConnectionFactoryActivationSpec なんかでも使われるとかなんとか.
それについては以下に.


5.3.7.3 ManagedConnectionFactory JavaBean Instance Configuration
ManagedConnectionFactory な JavaBean のインスタンスは,次で設定された値でコンフィグレーションされるそうです.っていうか,こういう風に実装しろってことね.優先度の低い方から.

  1. デフォルト (null) コンストラクタにより初期化される値.
  2. ResourceAdapter インスタンスのプロパティ値.
  3. リソースアダプタのデプロイメントディスクリプタに記述された ManagedConnectionFactory のプロパティ値.
  4. デプロイ時にオーバーライドされた ManagedConnectionFactory のプロパティ値.


5.3.7.4 ActivationSpec JavaBean instance Configuration
ActivationSpec な JavaBean のインスタンスは,次で設定された値でコンフィグレーションされるそうです.っていうか,こういう風に実装しろってことね.優先度の低い方から.

  1. デフォルト (null) コンストラクタにより初期化される値.
  2. ResourceAdapter インスタンスのプロパティ値.
  3. リソースアダプタのデプロイメントディスクリプタに記述された ActivationSpec のプロパティ値.
  4. デプロイ時にオーバーライドされた ActivationSpec のプロパティ値.


5.3.7.5 Resource Adapter Implementation Guidelines
そんなわけで (どんなわけで?),ManagedConnectionFactoryActivationSpec のプロパティ値には,ResourceAdapter のプロパティ値をデフォルトとして使うことが出来るようですが,これは必須ではなくて任意のようです.
例えば JDBC コネクションで考えてみると,ドライバークラスや URL,ユーザ名とパスワードを ResourceAdapterManagedConnectionFactory 双方にプロパティとして持たせて,ManagedConnectionFactory は自身のプロパティに設定されたもの (例えばユーザ名とパスワード) はそれを使い,設定されていないもの (例えばドライバークラスと URL) は ResourceAdapter のプロパティ値を使う,ということができるわけですね.
あるいは各プロパティは ManagedConnectionFactory にだけ持たせて,ResourceAdapter には持たせないとか.
このあたりは,ManagedConnectionFactory なんかに妥当なデフォルト値があり得るリソースアダプタかどうかで決めていいようです.


5.3.8 Lifecycle Management In A Non-Managed Environment
そんなわけで (どんなわけで?),ライフサイクル管理について学習してきたわけですが,これは基本的に「管理された環境」(覚えてますか?) を想定しているとのことです.
じゃあ管理されない環境ではどうなるかというと,リソースアダプタをブートストラップするアプリケーションはこのようなライフサイクル管理をしてもイイ!ってことらしいです.
ってことは,しなくてもイイ!ってことでしょうかね?


5.3.9 A Sample Resource Adapter Implementation
サンプルコードが掲載されていますが,あんまりサンプルになってないような...


ともあれ (JW),5 章終了です.今回もつまらなかったかも〜.
まぁ,仕様書だしこんなものか.もう少し雑に斜め読み気味でもいいような気がしてきた.