Prolog 写経記 その 68 nl/1
(ほぼ) 毎日淡々と Prolog を写経します.元ネタはこちら.
- 作者: ボグダンフィリピッチ,中島誠,伊藤哲郎
- 出版社/メーカー: 海文堂出版
- 発売日: 1990/08
- メディア: 単行本
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まずは
nl/1
を写経します.解説
nl(N)
は新しいN
行を現在の出力ストリームに出力する (N
行改行する).
ふむ.
モード
nl(+).
ふむ.
定義
では,こいつの定義を写経しませう.
nl(0) :- !. nl(N) :- integer(N), N > 0, nl, More is N - 1, !, nl(More).
ふむ.
どうということもない定義.
注記
引数は正の整数でなければならない.それ以外では
nl/1
は失敗する.
ふむ.
それよりもですね...
SWI-Prolog には nl/1
がすでにあるのですよ.
し・か・も
引数は出力ストリーム.全然別物です.
そんなわけで (どんなわけで?),写経本の nl/1
は nl2/1
ということにします.
new line n (times) ということで nln/1
の方がいいのかなぁなんて思ったけど,どうでもいいや.
例
では使用例を写経しませう.
5 ?- write('Execution finished'), nl2(3), write('Result:'). Execution finished Result: Yes
ふむ.