Seasar2.4.18-rc3 リリース

しました.
特に問題がなければ,このまま 2.4.18 正式リリースとなります (来週の予定).
問題が発覚したので 12/07 に 2.4.18-rc4 をリリースします.
それで (今度こそ) 大きな問題がなければ 1 週間後の 12/14 に 2.4.18 (final) リリースということで.


移行の注意点

  • S2JDBC において,AutoSelect クラスの join(String)/join(String, boolean) メソッドの名前が leftOuterJoin(String)/leftOuterJoin(String, boolean) メソッドに変更されました.

2.4.18-rc2 からの変更点は次のとおりです.

  • Bug
    • [CONTAINER-117] - S2Tx で,UserTransaction#setRollbackOnly() が既に呼び出されているトランザクションから例外がスローされると,SIllegalStateException (既にロールバックとしてマークされています) が発生する問題を修正しました.[Seasar-user:11630]
    • [CONTAINER-125] - S2JUnit4のSimpleDataAccessorのreadXlsReplaceDbメソッドで誤ってreadXlsAllReplaceDbメソッドを呼び出している不具合を修正しました。
    • [CONTAINER-126] - S2UnitやS2JUnit4のreloadOrReadDbメソッドでIndexOutOfBoundsExceptionが発生する不具合を修正しました。
    • [CONTAINER-127] - S2JDBCのorderByメソッドでプロパティ名がカラム名に変換されない不具合を修正しました。
  • Improvement
    • [CONTAINER-112] - S2JDBC で,挿入系で一意制約違反になった場合は javax.persistence.EntityExistsException をスローするようにしました.
    • [CONTAINER-116] - S2Dxo の変換カスタマイズの簡易指定で,変換元プロパティの位置に null リテラルを記述できるようにしました.[Seasar-user:11582]
    • [CONTAINER-119] - S2DBCP で,RDBMS に接続するまでのタイムアウト時間を設定できるようにしました.[Seasar-user:11618]
    • [CONTAINER-120] - S2JDBCRDBMSの日付・時刻型をjava.util.Dateやjava.util.Calendarで扱えるようにしました。
    • [CONTAINER-124] - S2JDBCのBinaryTypeでBLOBでないにも関わらず毎回BLOBとして扱われることがあるが、非効率なのでBLOBとBLOBでない場合で処理を分けるようにしました.
    • [CONTAINER-128] - S2AOPで,pointcutが指定されなかった場合は Object.class に属していない public なメソッドが対象となるようにしました.
    • [CONTAINER-129] - S2JDBCSQLのログを出力する際、バインドする値ごとに適切な形式に変換するようにしました。
    • [CONTAINER-130] - S2JDBC の AutoSelect で,join(String) メソッドの名前を leftOuterJoin(String) に変更し,innerJoin(String) メソッドを追加しました.
  • New Feature
    • [CONTAINER-115] - EJB3 の @TransactionAttribute アノテーションPOJO (非 EJB) に指定してトランザクション属性を設定可能にする TxAttributeCustomizer を追加しました.
    • [CONTAINER-118] - S2JDBC で,select 〜 for update をサポートしました.
    • [CONTAINER-121] - Commons-BeanUtilsの流れるようなインターフェース版を追加しました.
    • [CONTAINER-122] - S2JDBCでユーザー定義のSerializableなオブジェクトをテーブルに格納できるようにしました.
    • [CONTAINER-123] - S2JDBCのAutoSelectで主キーのみ、もしくは主キーとバージョン番号の組み合わせで簡単に検索できるようにしました.

移行の注意点はこちら.

ダウンロードはこちらからどうぞ.

Maven2からのご利用はこちらを参照ください.