Aptina 0.0.0 リリース

しました.

Aptina は, Pluggable Annotation Processing API (JSR 269) を利用する注釈処理ツールや, 注釈処理ツールを開発するためのコンポーネントを提供するプロジェクトです.
今回が最初のリリースとなります.
現時点で提供するコンポーネント (サブプロジェクト) は以下の 3 つです.

//aptina.sandbox.seasar.org/aptina-beans/index.html">Aptina Beans:フィールドを定義したクラスから, getter/setter メソッドを定義したサブクラスを生成する 注釈処理ツールを提供します.
//aptina.sandbox.seasar.org/aptina-commons/index.html">Aptina Commons:注釈処理ツールで共通に利用できるライブラリを提供します.
//aptina.sandbox.seasar.org/aptina-unit/index.html">Aptina Unit:注釈処理ツールの単体テストを支援する JUnit 拡張を提供します.


Aptina BeansSeasar2 の提供する PropertyIntertype がやっていることをコンパイル時に行うようなもので,getter/setter を書くのはいやだけど public フィールドにも抵抗があるという場合に使えるかもしれません.
実際は習作として作っただけですが.


Aptina Unit は Annotation Processor単体テストおよびデバッグを実現するための JUnit3 拡張です.
Annotation Processor のテストやデバッグって世間ではどうやってるのか疑問に思ってぐぐったりしてみましたが,これといった情報は見つけられませんでした.
Eclipse でランタイムワークベンチを起動すればデバッグできるようですが,決して手軽ではありません.
Aptina Unit を利用すると,普通にテストクラスを作成することができて,テストクラスをデバッガで起動するだけで普通のクラスのようにデバッグすることができます.
Pluggable Annotation Processing API を学習するための試行錯誤も手軽になります.
Aptina Unit を作るまで,ちょっと躓くだけでやる気をなくしていた自分が言うのだから間違いありません.
これを作っていなければ Aptina Beans を作ることもなかったでしょう.


そんなわけで (どんなわけで?),Pluggable Annotation Processing API に興味がある方は是非 Aptina をお試しください.


■ダウンロードはこちらからどうぞ.


Maven2からのご利用はこちらを参照ください.