gap PRESS MEN Vol.4
油断していたらいつの間にやら発売されていたのであわてて購入しました.
2004-2005 AUTUMN & WINTER パリ・ミラノ メンズコレクションの様子を伝えてくれる貴重な雑誌(ムック? ISBN付いてるゾ)です.今回はニューヨークコレクションも少々.ということで,気になるブランドをCheck it out!!(死語?)
- GUCCI
- トム・フォードによるGUCCIのラストコレクション.最後に無茶するかと思いきや,いたってシンプルというかシックで大人っぽい(おじさんっぽいのとはかなり違います).ちょっとルーズめのトップスに細いパンツの組み合わせが多いですが,これはGUCCIに限らず04-05AW全体の傾向のようです.
細いパンツいいなぁ.何本か欲しいです.アウターもすごくいい感じ.トム・フォードへのオマージュというわけじゃなくても欲しいものがたくさん.とはいえ,自分の体格だとサイズは44.通常でも入荷が少なく,見かけることすらかなわずに完売になるアイテムが多いのに,トム・フォードのラストということで入手するのは難しそう.試着なしどころか,現物を見もしないで購入を決断する思い切りがあればどうにかなるのかもしれませんが,自分にはそこまでできません.無念だ. - Yves Saint Laurent Rive Gauche
- 同じくトム・フォードによるYSLのラストコレクション.全体的な雰囲気は03-04AW〜04SSとほとんど変わらず,ちょっと拍子抜けです.でも,フレアのパンツ健在なのがちょっと嬉しいです.
- JIL SANDER
- かなりいいです.JILらしく,シンプル&クリーンなのにハードにならず,優しくてエレガントな感じ.色遣いはシックで,これはもう購入意欲を刺激しまくり.04SSが今ひとつ魅力に欠けていただけに,期待大です.
- HELMUT LANG
- ここ数シーズン,ディテールに懲りすぎって感じさせられたLANG.04-05AWでは本来のシンプルさを取り戻しています.持ち味のシャープさは健在で,かなり好みです.
- ALEXANDER McQUEEN
- メンズのデビューコレクション.さすがに格好いい.そりあがったショルダーはちょっと抵抗あるけれど,好みに合うアイテムが見つかりそうな雰囲気.インナーがラビットファーのブルゾン,羽織ってみたいです.
- DIOR HOMME
- ここ数シーズンのハードで懲りまくったディテールから一転,ソフトでカジュアルになってる? いつもと印象が違います.あまり魅力を感じません.あ,いつもあまり魅力を感じてはいなかったので,結局は変わっていないのか?
- John Galliano
- クリスチャン・ディオールのレディースを手がけるジョン・ガリアーノのメンズがコレクション・デビュー.むっちゃエロいです.一般人は着ちゃダメでしょう.ホストやお笑い芸人でもどうだか.美川さんならありかも.でもちょっと惹かれてしまいます(怪).
- Louis Vuitton
- 妙にマッチョです.笑えます.とても買えません.っていうか,マーク・ジェイコブスのルーズな感じって元々好きじゃないし.靴がでかいなぁ.
- Burberry Prorsum
- シーズンごとにがらりと印象が変わるクリストファー・ベイリーのProrsum.この人は本当に独創的で,本物のクリエーターなんだなって思います.でもなー,自分の好みとは違うところに行っちゃってるなぁ.
- PRADA
- いつものようにクリーンなイメージのコレクション.全体の雰囲気は好きなのですが,これが欲しい!っていうアイテムがなかなか見つからないのがこのブランド.04-05AWも同じかも.
- Calvin Klein
- イタロ・ズッケーリになって2シーズン目.個性はないし特別感もないのですが,自分の好みっぽいです.
- Xavier Delcour
- 初めて耳にする名前ですが,結構好みに合いそう.シンプル&クリーンで強さを感じさせるデザイン.
- sergio rossi
- 04SSに続いてつま先にボリュームのある靴が多い模様.もはや03SSのような薄くてスマートな靴は作らないのでしょうか? 無念だ.
という感じで,これはどうやらGUCCIとJIL SANDERがおいしそう.もう春夏物の購入は控えめにして,来るべき秋冬に備えなくては.
... っていうか,仕事探すべきでは?(苦笑)