丸山先生レクチャーシリーズ

Craig McClanahan,Linda DeMichiel という大物二人のお話を聞いてきました.
といってもプレゼンテーションは苦手のおいらとしてはターゲットは Linda さんに決まっています.
講演は EJB3.0 の紹介.でも,Early Draft 2 に書いてあることが主で,特に目新しい内容はなかったようなきのせいが.
最後の質疑応答で誰も質問する様子がなかったので恐る恐る手を挙げてみる.質問したのは Annotation で簡単になるのはいいことなんだけど,代わりに (?) 型チェックが働かないものが増えてるよね,例えば ED2 で追加された Interceptor では @AroundInvoke って Annotation するメソッドは

public void <METHOD>(InvocationContext) throws Exception

というシグネチャを持たなくてはいけないのだけど,それって間違ってもコンパイルではじかれないよね,簡単さと正確さ・頑丈さをどうバランス取るつもり?
って聞きたかったのですが,英語が喋れるわけではないので通訳さんにお話しして聞いてもらったところ,最後の「どうバランス取るつもり?」は抜け落ちちゃって,単なる突っ込みになってしまったっぽい (苦笑).でまぁ,Linda さんの答は「Interceptor は高度なものだから気をつけて使え」みたいな.(^^;
個人的には,型チェックが有効に働かない方向に進んで欲しくない感じ.それだったら Ruby とか今風にいうところの軽量言語の方がいいんじゃない? と思わないでもない.Ruby は使ったことないんだけど.


今日の目玉はひがさんが S2JSF を Craig さんにプレゼンするというものだったわけですが,予定変更で Linda さんの公演中にひがさんだけ呼び出されて別室でひっそりとプレゼンしたらしい.おかげでひがさんの晴れ姿を見損ねてしまいました.無念だ.


その後は懇親会.ここでも Linda さんの近くの席について通訳 (違) をはさんで EJB に関していくつか質問.とりあえず,EntityBean で fetch join した場合に Hibernate (2.x) みたいに同じオブジェクトが何度も返ってくるのは勘弁して欲しいと伝えておいたよ.DistinctIterator が不要になるといいのだけど.

なんにせよ,英語力がないっていうのは致命的ですね.考えていることをちゃんと伝えられないもどかしさ.こういう機会がある度に英語頑張らなきゃって思うのですが,のど元過ぎれば... 心より恥じる.