Mensware in Milan Spring/Summer 2007

三日目.

GUCCI

Tom Ford が去った後 4 シーズンに渡ってメンズを手がけてきた John Ray も去った GUCCI
そして Frida Giannini の手によるメンズが遂に登場したわけですが...
やっぱりプリント多かったね.(^^;
McQueen も Prorsum も白やライトグレーなどで爽やか・軽やか路線なのを尻目に,春夏らしからぬ重厚さを感じます.
そのファーストルック.

パンツはかなり細め.
今度の秋冬より細そう.
ジャケットは今度こそ丈が短くなったか?
いつもそう思うんだけど,試着すると全然短くなってないんだよね (苦笑).
それにしても

ウェストの絞りがレディースっぽく感じる...
メンズらしからぬのはこちらも.

短パンにブーツかよ! (^^;
しかもフリンジときたよ.


ちょっといいかなと思ったのはこれ.

白のサファリジャケット? じゃなくて M65 っていうの?
前からこういうの欲しいんだけど,ここんちのは重くて固いのが多いんだよね.
Tom の時 (03-04AW) のコットン M65 もそんな感じだったなぁ.
これもしっかりした感じだけど,ほどよく軽いんじゃないかという気のせいが.
それにしてもパンツの股上浅いね... ちょっと穿けないかもなぁ.
あと,

こういうの結構好き.
色っぽいというか艶っぽいというか水っぽいというか (笑).


ともあれ (JW),思ったよりは悪くなかったかな.
もっと子供っぽく (GUCCI MAN じゃなく GUCCI BOY みたいな) なっちゃうかと心配していたので.
これなら次の秋冬コレクション (来年 1 月かな) も楽しめるかも.
分かんないけど.


そんなわけで (どんなわけで?),注目どころはこれで終了.
全体的に面白みがないというか,刺激が乏しかったかな,と.
McQueen なんかはもっとはじけて欲しかったなぁ.
まぁ,春夏だしね,こんなもんかもね.
Paris で John Galliano が炸裂してくれることに期待しよう.